であ・あいんつぃげ

こんにちは……

『海を駆ける』

海を駆ける』を見た。素晴らしかったが、あまり言うことはない。
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インドネシアが舞台の話で、海から人間(日本人)の形をした神様(でいいんだと思う)がやってきて良いも悪いも様々な奇跡を起こし、そしてまた海に帰って行く、というもの。それに四人の若い男女の物語が絡む。彼らによる青春劇は微笑ましいが、この映画は特にプロットで魅せるようなものでもない。

が、最後はやられたなぁ。最後、この若い男女らは海へと帰っていく日本人の形をした神様を追いかけて文字通り「海を駆ける」のであるが、「若さ爆発」とはこのことだろう。観客は目が眩むほどの青春のきらめきを見せつけれる(本当に!)が、もちろんそれ(青春)は長くは続かず、間もなく彼らは海の中にドボン。直前に日本人の形をした神様がもしかしたらヤバい奴かもしれないという描写があるので、四人が沖から海岸へと泳いで戻ろうとしているエンドロールの映像が私には不気味に思えて仕方なかった(私の考え過ぎだろうが、私には彼らが海岸へと戻れるような気がしなかった)。黒沢清映画並みの不気味さだったが、あまり賛同は得られないかもしれない。