であ・あいんつぃげ

こんにちは……

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

全く期待していなかった『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』を見たので少し感想。事前に予想していた通り、全く内容のない映画だった。
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今までにないことに挑戦して完全に失敗し退屈な作品になったエピソード8からは打って変わって、今作『ハン・ソロ』は全く新しみのない退屈な作品へと逆戻りした。オタクにはよくわかるのであろう旧作にあった小ネタの種明かし展開の数々、古臭い未来描写への懐古趣味、ど派手だがどうでもいいアクションシーンの数々を怒涛の(説明不足、というかそもそも語るべきものなどなかったことが明らかな)スピードで駆け抜けていく。『ローグ・ワン』とほぼ同じだが、スピード感があっただけマシか。
巷間では「スター・ウォーズ疲れ」などと言われているようだが、それも当然だろう。こういう厳密なルール設定のないSFというかファンタジー世界でのアクションは当然大味にならざるを得ず、そして数年前から始まったスター・ウォーズのこの新シリーズは(旧三部作のように)どうやら活劇映画にしようとしているみたいなのだから、観客は毎回毎回同じ世界観の同じように単純なストーリーを同じように荒唐無稽なアクションを通じて見ることになる。飽きないわけがない。プリクエルが政治劇化したのは、その意味で圧倒的に正しかった。
いや、そこまで言わなくとも、今作にもその片鱗はわずかに認められたが、何か他スターウォーズとのテイストの違いがあればまだマシだったのだが、それもどうやらフィル・ロード&クリス・ミラーを降板させたことで駄目になってしまったようだ。今作に見られる「圧倒的に半端な」コメディ要素は彼らの名残だろう。彼らが最後まで監督していたら、ドタバタアクションの最高峰が見られたことだろうが、そういう極端さが嫌われたのだろう、『ローグ・ワン』同様のゴミができてしまった。にも関わらず『エピソード8』方向の出来の悪さを許したディズニーおよびルーカスフィルムは、多分あまり頭が良くないのだろうと思う。