しゅばいん・げはぷと

こんにちは……(全てネタバレ)

雑記

「女のくせにゲームなんかやって……」は差別か

最近、「女のくせにゲームなんかやって」と言われて傷ついた、的なことを色々なところで読んだり聞いたりした。傷つく気持ちもわかるが、これが差別だと言われると、なんか違和感があった。もちろん、「女のくせにゲームなんかやって」が一般的に差別的発言…

もしもまだ本が偉いと言えるなら……

私は「本だからこそ(あるいは映画だからこそ、あるいはゲームだからこそ)できることがある」といったような言説にはあまり惹かれない、もっと言うと面白くないと感じる。いや、もちろんメディアごとに出来ることと出来ないことが(大きく)異なっているこ…

ドイツ語マラソン・哲学(入門書)編

ドイツ語マラソン・哲学編を開始した。とはいえ、本格的な哲学書は難しすぎて(少なくとも)ドイツ語の勉強にはならないので、入門書的なものを読んでいる。ドイツ語でも当然、『三十分でわかるカント』的な本があるのだ(そして、そういうカント入門も一つ…

ホワイトノイズマシン瞑想のすすめ。

私はヴィパッサナー瞑想を日々実践しているが、瞑想中の騒音の対処についてなかなか苦慮している。私の場合、騒音は具体的に言うと(一番ひどいのは)いびきだ。私のアパートはボロボロの木造なので、下の階の住人のばかでかいイビキがダイレクトに聞こえて…

「無」の種類(『生まれてこない方が良かったーー存在してしまうことの害悪』について)

『生まれてこない方が良かったーー存在してしまうことの害悪』は結局、すべて読みきれなかった。確かに、苦痛と快楽が非対称だという主張には、著者も書いている通り絶対的な根拠は与えられないだろうが、曲がりなりにもそのことを主張しているのだから、も…

一人称と三人称

最近は相変わらず『法人類学者デイヴィッド・ハンター』のドイツ語版(“DIE CHEMIE DES TODES”)にかかりきりだ。知らなかったのだが日本語訳でどうやら500ページ近くあるようで、わりとすぐに読み終えられるだろうと思っていた私は、甘く見ていたと言わ…

タバコについて

3ヶ月ほど禁煙していたが、先週あたりからまたちょこちょこタバコを吸い始めてしまっている。もっとも、2日に1本ぐらいのペースで、しかも1箱(400円)買って1本吸い、残りは全部水につけて捨てているのだが。それでも、もう喫煙体質に戻ってしまっているの…

今はどうか知らないが

もう半年も前のことだが、池袋の新文芸坐の黒沢清のオールナイトに行ったとき仰天したのだが、あの映画館、従業員接客ランキングみたいなものを貼り出していた(確か、客からのアンケートして……)。ああいう残酷なことを映画館がやるとは思わなかった、だっ…