であ・あいんつぃげ

こんにちは……

タバコについて

3ヶ月ほど禁煙していたが、先週あたりからまたちょこちょこタバコを吸い始めてしまっている。もっとも、2日に1本ぐらいのペースで、しかも1箱(400円)買って1本吸い、残りは全部水につけて捨てているのだが。それでも、もう喫煙体質に戻ってしまっているの…

『ゲット・アウト』から『ブラックパンサー』へ

『ゲット・アウト』をDVDで見た。くだらなかったが、けっこう面白かった。 この映画でなにか考えさせるところがあるとすれば、それはあの一家、というかあの地域の人間らがなぜ黒人を選んだのか、その理由であろう。劇中で主人公の体を乗っ取ろうとする盲目…

ドイツ語原書マラソン

約10日ほど休みがあるので、その間にドイツ語の原書を一冊読もうと計画した。予定していた本(ケストナーの"Der 35. Mai")が休みの初めに届かなかったので、うちにすでにあった(そして昔挫折した)同じ著者の”Das fliegende klassenzimmer”(『飛ぶ教室…

『海を駆ける』

『海を駆ける』を見た。素晴らしかったが、あまり言うことはない。 インドネシアが舞台の話で、海から人間(日本人)の形をした神様(でいいんだと思う)がやってきて良いも悪いも様々な奇跡を起こし、そしてまた海に帰って行く、というもの。それに四人の若…

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

全く期待していなかった『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』を見たので少し感想。事前に予想していた通り、全く内容のない映画だった。今までにないことに挑戦して完全に失敗し退屈な作品になったエピソード8からは打って変わって、今作『ハン・…

「ひとりごと」BUMP OF CHICKEN

最近またBUMP OF CHICKENを聴き直しているが、なかなかいい。今のところ一番新しいアルバムの『butterflies』もなかなかいいが、やっぱり思春期(だったっけかな?)の頃に聴いていたものは格別。特に『orbital period』の(藤原基央の)思考の煮詰まり感は…

高橋ヨシキさんについて

今、シュティルナーの『唯一者とその所有』の原書読みをまた再開した。といって、ケストナーの“Der 35. Mai”が届くまでの短い期間だが(間違えて変な業者に頼んだせいでなかなか届かない)。ともあれ、『唯一者〜』は電子書籍で読んでいるのだが、そのkindle…

Amy Cross "Stephen"

Amy Crossの"Stephen"を読んだ。英語である、ホラーである。前回の記事(ホラー作家Amy Crossを知る者(たち?) - であ・あいんつぃげ)が4月24日だから、ちょびちょび読んだ結果読み終わるのに少なくとも2ヶ月以上はかかったことになる(どう考えたっ…

ドイツ語de.『点子ちゃんとアントン』!

ケストナーの『点子ちゃんとアントン』を原書で読んだ(原題“Pünktchen und Anton”)。もちろんドイツ語の勉強のためである。 点子ちゃんとアントン (岩波少年文庫) 作者: エーリヒケストナー,Erich K¨astner,池田香代子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: …

『ビューティフル・デイ』と(映画的)教養について

『ビューティフル・デイ』を見たのでちょっと感想。 いやぁ、久々に映像に見惚れてしまったなぁ。それと(いやそれ以上に)音楽のカッコよさと言ったら! ところで、こういう「説明不足」の物語を楽しむ際には当然(最低限)映画の「文法」は一通り理解して…

『万引き家族』vs.『デッドプール2』

『万引き家族』と『デッドプール2』を見たので、それらの感想。 まずは『万引き家族』だが、まぁ是枝監督だから素晴らしいのは当たり前。物語は意外なことに(?)ミステリー的な見せ方をしていて、ずばりこの「万引き家族」の成員の素性が絶妙な塩梅で明か…

ラブ、リーベ、愛……

君、弱かった君、強くなるためには誰かに愛されねばと思っていた君、しかし結局は愛されず一人で強くならなければならなかった君、その結果今君は誰かから愛されているのかもしれないが、君、こうなったあとで果たしてどれだけその愛に真剣になれるというの…

『ファントム・スレッド』

『ファントム・スレッド』を見た。うーん、最近は『ランペイジ』のような全くの無意味な映画しか楽しめない、そのような映画こそ楽しめると思っていたが、ポール・トーマス・アンダーソン(PTA)さすがというべきか、すっかり楽しんでしまった、前に座ってい…

『タクシー運転手』の感想

『タクシー運転手』を見た。 知り合いの韓国人に、『タクシー運転手』を見たが、最後のカーチェイスは流石に笑ってしまった、と言ったら、もちろんエンタメ的に面白く誇張はされているが、しかしもととなった出来事は韓国人にとってはとても悲しいものなのだ…

『反哲学史』の感想

木田元『反哲学史』を読んだ。 反哲学史 (講談社学術文庫) 作者: 木田元 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2000/04/10 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 38回 この商品を含むブログ (27件) を見る 正直、読む前に予想していた主旨から一歩も出なかったと…

そもそもよく生きるべきなのか、それが重要だ

永井均がいつか呟いていたシュティルナーの『唯一者とその所有』を引き続きドイツ語で読んでいる。第一部のⅡの2のⅰ(日本語訳にしてわずか40ページほど……! ドイツ語版は電子書籍なのでページ数的にはよくわからない、というか言っても意味がないが、全体…

『影をなくした男』

シャミソーの『影をなくした男』を読んだ。 影をなくした男 (岩波文庫) 作者: シャミッソー,Adelbert von Chamisso,池内紀 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1985/03/18 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 18回 この商品を含むブログ (28件) を見る もと…

愛より強く

愛より強く スペシャル・エディション [DVD] 出版社/メーカー: スタイルジャム 発売日: 2007/02/23 メディア: DVD クリック: 18回 この商品を含むブログ (23件) を見る 前の記事で、映画を見まくっている人は意味がわからないみたいなことを書いたが、もちろ…

退屈ならば外国語

映画マニアや海外ドラママニアの人を見ていて不思議なのは、彼らが一向に飽きそうにないことである、いつまでもいつまでも見続けていられるらしいことである、こんなにたくさん見る「べき」ものがあり困っている、と真顔で語ることである。他にやることがな…

今のドイツ語学習法

英語はそんなに難しい本でなければ読めるようになり、だからこそ退屈になったので(という理由だけでもないのだが)今はドイツ語を勉強中。本当は本を読めるだけでいいのだが、それではあまりにも寂しかろうと思って会話もちょっとできるようにと思ってそっ…

今はどうか知らないが

もう半年も前のことだが、池袋の新文芸坐の黒沢清のオールナイトに行ったとき仰天したのだが、あの映画館、従業員接客ランキングみたいなものを貼り出していた(確か、客からのアンケートして……)。ああいう残酷なことを映画館がやるとは思わなかった、だっ…

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー

『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』を見た。 楽しんだが、しかし(もちろん)全く期待していなかったから楽しめたのである。全く期待していなかったというのはつまり、何か新しい感情を体験するとか、何か「身にしみる」ようなことだとかは、期待し…

真実の感情

君、理性よりも感情が大事だと息巻く君、にもかかわらず真実の感情などを求めてしまう君、その君の矛盾に付き合うのだとしたら、君、真実の感情とは哀しみではないだろうか、誰であれこうでしかあり得なかった、なぜかこうなってしまった、そう思うときの一…

抜粋1

シュティルナーの『唯一者とその所有』からの好きなところ抜粋(拙訳)。 事物の裏側で自身を見つけたように、もっと言えば自身を精神とみなしたように、私は後々には思想の裏側にも私を発見する、すなわち自らを思想の創造者・所有者とみなす。精神的な時期…

ホラー作家Amy Crossを知る者(たち?)

日本人でホラー作家Amy Crossを知っているのは、いや少なくとも一冊まるまる読んだのは私だけではないかと密かに得意になっているのだが、間違っているだろうか? 何しろ英語だし、それにあちらでも(そこがどこか知らない。英語圏であることは間違いないが…

レディ・プレイヤー1

レディ・プレイヤー1を見た。おそらく、2Dで見たのはかなり失敗だったのだろう。(以下ネタバレ) 言いたいのは二点だけ。 一つは、VR世界と現実世界とのツギハギ感が半端ではなかったということ。それも当たり前で、VRから現実のプレイヤーに与えられる影…

人付き合い

君、かつて人付き合いが苦手だと自認していた君、得意だったとしたらどんなに日々が楽しかろうと考えていた君、そして努力のすえ今や自然に他人と戯れることができるようになった君、その君は他人との関係を楽しく感じているのだろうか、それとも苦しみが引…

青年から大人へ

マックス・スティルナーによれば(今ちゃんと『唯一者とその所有』を確認しいたわけではないので心許ないが)、青年から大人への移行はエゴイストになることである。青年は自分を精神とみなしているが、精神含め全ては「私」がなければそもそも存在しないで…

最初のつぶやき

君、強くなった君、それを手に入れるために強くなった君、しかし強くなってそれを手にした時、君はもう強くなっていたのだから、それを本当には必要としなくなっていたではないか……。